日本では2021年度の流行語大賞にノミネートされた「NFT」という単語ですが、海外では大賞を受賞いたしました。世界的に非常に注目度が高い技術です。デジタルでありながら「コピーがつくれない」、言いかえれば「偽造ができない」データ、それがNFT(非代替性トークン)です。この技術を用いて、日本貨幣商協同組合は2022 年4 月からデジタル鑑定書の発行に踏み切りました。
デジタル鑑定書は、一見すると普通のプラスチックのカードにしか見えません。ですがスマホやタブレットにかざすことで、証明すべき商品の画像、鑑定書データなどを見ることができます。デジタル鑑定書は、商品の偽造防止、真贋判定に大きく役立ちます。環境問題も併せて、デジタル化の流れは急速に進んでいます。
日本貨幣商協同組合は、業界に対し責任ある立場から、鑑定書のデジタル化への先鞭をつけることにいたしました。日本貨幣商協同組合は、持続可能な開発目標(SDGs)の向上に向けた取組みの一環として、これを大きな一歩と考えております。
ご利用手順 目次
お手持ちの機種がAndroidの場合の利用手順
① デジタル鑑定書(NFT鑑定書)を読み取るためのアプリ『NFC Tools』をインストール
NFC Tools (推奨アプリ)
NFCタグやその他の互換性のあるNFCチップの読み取りを実行するアプリです。
※ Android 要件5.0以降が必要です。
② インストールしたアプリを起動してください。
『NFC Tools』を起動し、初回起動画面の「スキップ」を押すと読み取る準備が完了します。
③ スマートフォンのレンズ面側をカードにかざすと、数秒後にカード情報画面が表示されます。
- 画面をスクロールし、一番下の「レコード」をタップします。
- 「レコード」が表示されたら「開く」をタップします。
- ブラウザが開き、鑑定内容を確認出来ます。
※ 数秒経っても反応がない場合、カードを少しずらしてお試しください。
カードが読み取れない場合
※ 電波環境の良いところでご確認ください。
※ リーダーをタグにかざす位置や角度によって、またスマートフォンカバーなどを装着している場合は、読み取りにくい場合がございます。
※ スマートフォン側の読み取り位置は機種によって異なります。
※ 端末がスリープモードの場合、読み取りが出来ません。スリープを解除して行ってください。
※ お手持ちのスマートフォン機種が、NFC(おサイフケータイ)に対応しているか、端末キャリアやメーカーにご確認ください。
お手持ちの機種がiphoneの場合の利用手順
① デジタル鑑定書(NFT鑑定書)を読み取るためのアプリ『NFC Taginfo by NXP』をインストール
NFC Taginfo by NXP (推奨アプリ)
NFCタグやその他の互換性のあるNFCチップの読み取りを実行するアプリです。
※iOS 13.0以降が必要です。
② インストールしたアプリを起動してください。
『NFC Taginfo』を起動し、起動し、「Scan & Launch」ボタンを押すと読み取る準備が完了します。
③ スマートフォンのレンズ面側をカードにかざすと、数秒後にカード情報画面が表示されます。
カードにかざして数秒後にブラウザ(Safari)が立ち上がり、鑑定内容を確認できます。
※ 数秒経っても反応がない場合、お手数ですがカードと読取位置を少しずらしてお試しください。
カードが読み取れない場合
※ 電波環境の良いところでご確認ください。
※ お手持ちの機種をご確認ください。(iPhone6s 以前の機種に関しましては、デジタル鑑定書の読み取りに対応しておりません。)
<利用可>iPhone7 ~最新の iPhone
<利用不可>iPhoneSE、iPhone6s(Plus)、 iPhone6(Plus)、iPhone5s、 iPhone5c、iPhone5、iPhone4S、 iPhone4、iPhone3GS、iPhone3G
※ リーダーをタグにかざす位置や角度によって、またスマートフォンカバーなどを装着している場合は、読み取りにくい場合がございます。
※ 端末がスリープモードの場合、読み取りが出来ません。スリープを解除して行ってください。